地震学の専門・島村英紀さん “地球12周”して写真撮りため
■自宅に「カメラ100台」のコレクション
プライベートもアクティブだ。週1~2回のテニスと写真が趣味。常に小型カメラを持ち歩いているという。
「自転車も好きで、一日十数キロ、スピード計をつけて走っています。その時に見た風景で感じるものがあると撮る。石神井公園だから、池やその周りのお寺、四季折々で街の表情は変わります。通り一遍の風景写真はなるべく撮りたくないので、気に入った“最高の一瞬”を捉えようと、いつもカメラを持ち歩いているんです。自宅には、カメラが100台くらいありますよ」
北大の教員として、札幌に33年間住んでいた。本格的に写真を始めたのはそのころからだという。
「記録に残すことは大切で、仕事で必要で、気付いたら自然など風景の撮影が趣味になっていました。石神井公園住まいは、小学校4年、1952年から。北大時代も夏休みや正月などに帰省していたので、地元の変遷はカメラに収めています」
■海洋観測船に乗って地球を12周