吉川良さん<3>娘と訪れた牧場で体のデカい男が怒鳴って…
昭和41年、吉川さんは北海道行きを決意し、実行に移す。テイトオーがダービーを制した年だ。
「初めて応募した文学賞は落選したんだが、その時、編集者からこう言われたんですよ。“非常にいい作品だけど自然が書けてない”と。人間の描写はいいが、主人公が暮らす町や村の雰囲気がまるで伝…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,127文字/全文1,267文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】