「LIXIL」が日本初のシャワートイレを作った会社ってホント?

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 街中でよく目にするオレンジ色の「LIXIL」の看板。これって何をしている会社なの?

 2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、TOEXが統合して生まれた建材・住設機器のトップブランドだ。

 実は国産初のシャワートイレを作ったのはTOTOではなく、このLIXIL(伊奈製陶=INAX)だったというのはホントなのか?

「サニタリイナ61という名称で1967年に発売され、当時は排便後に足踏みペダルでスイッチを入れる方式で操作していました。開発は数人で始まり、今でいうベンチャー・新規事業といった感じでスタートしました。当初はお尻を洗うということがわかってもらえず、ショールームに展示したシャワートイレで顔を洗う人がいたとか……」(広報担当の河合さん)

 TOTOが発売したのは2年後の1969年のことだ。

 今では当たり前のシステムキッチンだが、これも原型を作ったのはLIXIL(サンウエーブ)だという。1950年代、公団住宅用に進駐軍向け住宅を参考に、ダイニングキッチン用のステンレス流し台を量産化したのがはじまりだ。

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