米オハイオ州ハミルトンの一軒家で一酸化炭素のアラーム その原因は…フクロウだった!
先日、米オハイオ州ハミルトン郡のある一軒家で高濃度の一酸化炭素が検出されアラームが鳴った。住民は屋外に避難し、当局に通報したところ……犯人はなんとフクロウ! 煙突に入り込んで身動きが取れなくなった結果、煙道が塞がれたため不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生したのだ。
同州の動物保護団体「シンシナティ・アニマル・ケア」の救助隊が煙突からフクロウを救助。幸いけがもなく、一酸化炭素中毒にもなっていなかった。その後、フクロウは「メンフクロウ」だと判明した。
同団体は今月16日、保護されたフクロウの写真とともに救助の顛末(てんまつ)をツイッターに投稿。フクロウは元気に飛び立っていったそうだ。
このツイートを受けてマサチューセッツ州漁業野生生物局は、フェイスブックで「フクロウは自分では巣を作りません。空洞のある木を選んだり、タカやリスの巣を利用して卵を産むのが一般的。このメンフクロウは、巣になる空洞を探していたのかもしれません」と説明。そのうえで侵入防止のため、煙突に金属製の網がついたキャップをかぶせることを推奨した。