一升瓶なら50本以上! ギネスが認定した「世界で最もたくさん献血をした女性」
カナダの80歳の女性が「世界で最もたくさん献血をした女性」に認定された。ギネス世界記録が24日、公表した。
アルバータ州に住むジョセフィン・ミチャルクさんで、これまでに203単位の献血を行い、数え切れないほどの人々の命を救った。1単位は450ミリリットルなので合計91.35リットル、一升瓶で50本以上の“血を流した”ことになる。
これまでの記録はインド人女性のマデュラ・アシュク・クマルさんの117単位だったので大幅な世界記録更新だ。
ジョセフィンさんが初めて献血を行ったのは1965年、22歳の時だった。姉の家に遊びに行ったら「今日は献血の予約が入っているんだ」と言われ「じゃあ私も」と付き合ったのが最初だった。
カナダでは献血は一般的には1回に1単位。献血をすると、赤血球が正常なレベルに戻るには4~6週間かかる。そのため、献血は8週間以上間隔をあけてから行う必要があり、1年に6回までと制限されている。
単純計算するとジョセフィンさんは年平均3.6回のペースで献血をしてきたことになる。