自宅の蛇口を自動化するお値段いくら? 自動水栓専門メーカー「バイタル」に聞いた
コロナ禍で注目を浴びた自動水栓。1971年創業以来、専門メーカーとして開発・製造を行ってきたバイタルは、国内で唯一、新幹線、航空機の自動水栓を手掛けている。
知らず知らずのうちにお世話になったこともあるバイタルの自動水栓「デルマン」は、コンビニのトイレにも多く導入され、その数は累計10万台に上るのだとか。
同社では手洗い用の他、小便器用も手掛け、新設用の100V式と後付け用の乾電池式をラインアップ。特に乾電池式は場所を選ばずどこでも設置が可能だし、約50%の節水効果が見込め、単3アルカリ電池4本で電池寿命は10年(業界初のスペック)というからランニングコストも抑えることができる。
では、実際に取り付け費用はどれくらいかかるのか?
「定価は4万~5万円台の価格帯が中心ですが、実勢価格はその60~70%前後の場合が大半です。単水栓(水だけ)の場合は、専門業者の施工費用を加えたとしても、ほとんどの場合10万円以内で収まります。また機種によっては、ユーザーご自身で設置できるほど簡単なものもあり、この場合、施工費用はかかりません」(バイタルの担当者)