「消費税減税は考えられない」立憲民主党“現実派”気取りの哀れ…自民と同路線でSNSは白い目

公開日: 更新日:

 報道各社の最新の世論調査で岸田内閣の支持率が軒並み最低水準の20%台を叩き出しているのに、野党第1党がパッとしない。

 26日の日曜討論に立憲民主党岡田克也幹事長が出演。物価高に対する経済対策として消費税減税の是非を問われ、「物価高対策として消費税の減税は考えられない」「物価高に苦しむ人たちに対する対策にはならないと考えている」と主張した。

 こうした訴えに、自民党稲田朋美幹事長代理も同調。「岡田さんがおっしゃったように、消費税(減税)の恩恵を受ける人は高額所得者」と持論を展開した。

 時事通信の11月の世論調査によれば、消費税減税に「賛成」が57.7%、「反対」が22.3%だ。世論は圧倒的に消費税減税を支持しているのに、立憲は「今の経済状況で、(消費税減税を)訴える状況にはない」(泉代表)と“現実派路線”を敷いて、今月10日にまとめた経済対策に盛り込まなかった。

 2021年の衆院選と昨年の参院選で「消費税率5%への時限的な引き下げ」を公約として掲げていたにもかかわらず、である。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  1. 6

    明暗分けたメジャーの最新評価…ヤクルト村上宗隆「暴落」、巨人岡本和真は「うなぎ上り」

  2. 7

    中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…

  3. 8

    フジの朝ワイド「サン!シャイン」8時14分開始の奇策も…テレ朝「モーニングショー」に一蹴され大惨敗

  4. 9

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 10

    セレブママの心をくすぐる幼稚舎の“おしゃれパワー” 早実初等部とアクセスや環境は大差ナシ