来客対応編(3)エレベーターは扉の正面で待たない、先客の有無でも対応が変わる
●誰か乗っていた場合
ドアを押さえ、お客さまに「どうぞ」と声をかけ、先に乗っていただきます。自分は最後に乗り込み、操作盤の前に立ちます。既に誰かが操作盤の前に立っていた場合は、「失礼します」と言って、自分で行き先階のボタンを押すか、「恐れ入りますが、5階をお願いできますか」と丁寧にお願いします。
いずれの場合も、その場の状況に合わせ、皆がスムーズに動けるよう臨機応変に対応しましょう。
③降りるとき
目的の階に着いたら、「開」のボタンを押し、もう片方の手でドアを押さえながら、「どうぞ、右手でございます」と行き先の方向を告げ、お客さまに先に降りていただきます。案内人は最後に降りて、前傾姿勢で素早くお客さまの右斜め前まで進み、案内を続けます。
▼応接室・会議室
目的の部屋に着いたら、「こちらでございます」と告げ、軽くノックをして、中に誰もいないことを確認します。ノックの回数は、日本のビジネスシーンでは3回が一般的です。ドアの開け方は、ドアの種類によって異なります。詳しく見ていきましょう。