著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(40)「すすぎ0回」洗剤で洗濯の5つのポイントを再認識する

公開日: 更新日:

 洗濯で衣類をキレイにするには、5つの要素を考えて洗濯する必要があります。

 洗濯の5つの要素とは洗濯機、洗剤、水、布地、汚れです。しかし令和の今、ここまで気にする人は少ないでしょう。汚れが落ちなければユニクロで買い換えればいい。着物が財産だった時代と大いに発想も違います。江戸時代などは、一つ一つ確認して手洗いで丁寧に洗濯。親子どころか孫まで同じ着物を着ました。

 ただし、ユニクロのような着物もありました。大正の銘仙がそうです。ペンギン、白熊、車に月光仮面など、柄はなんでもあり。その時の流行ネタです。安く作れる消耗型の着物だからこその過剰デザインです。

 消耗型の衣類は丁寧に扱われません。まとめ洗いも当たり前。汚れは時間が経てば経つほど落ちにくくなりますが、お湯ではなく水洗い。冷たいと汚れは落ちにくい。香りづけに使う柔軟剤の使い方を誤っている人すらいます。

 2月にライオンからユニークな洗剤が出ました。「すすぎ0洗浄」がキャッチフレーズのおしゃれ着用洗剤「アクロン スマートケア」です。半世紀前のアクロンのキャッチフレーズは「アクロンなら毛糸洗いに自信が持てます」。毛糸の縮みを抑えて洗濯できると評判で、ご近所はみんなアクロンを使っていました。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走