岐阜県池田町セクハラ町長の超独善ぶり…15人の女性職員に6期20年以上“やりたい放題”
調査にあたった第三者委委員長の幅隆彦弁護士がこう言う。
「町長は最終的な決定権だけでなく、ほぼ人事異動全般に関する権限を握り、独断で職員を異動させることも可能でした。被害者らは、誰かに相談して被害申告を町長に知られることで報復人事などの不利益を被るのではないか、批判するようなことを言えば、町長支持者から圧力をかけられるのではないかという不安があり、誰にも相談できなかったそうです。加えてセクハラ自体、なかなか口にしにくい性質のものです。職員の多くが町長に対して萎縮し、真実を語ることができない状態にありました」
町長は「辞職相当を重く受け止める」として、きょう(25日)、議長に辞職願を提出する。よくもまぁ、20年以上もやりたい放題できたものだ。