萩生田光一候補は裏金と旧統一教会で「東京24区」背水の陣なのに…嫌韓の櫻井よしこ氏が“援軍”に?
「何もないところからの再出発。そこに、お付き合いいただく皆さんに厚く御礼を申し上げる」
15日に公示された衆院選。JR八王子駅北口で第一声を張り上げたのが、裏金事件で自民党の公認を得られず、無所属で出馬した萩生田光一・元党政調会長(61)だった。
政治資金収支報告書への不記載金額は、すでに立件された元同僚議員らに近い2728万円に上る。政治倫理審査会にも出席せず、いまだに何ら説明責任を果たしてない萩生田候補。かつて旧安倍派(清和政策研究会)の「5人衆」と持ち上げられていた人物でもあり、立候補した東京24区は「裏金総選挙の象徴」として注目度が高い選挙区だ。
旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との関係も指摘される中、まさに背水の陣の戦いだが、そんな萩生田候補に“強力な援軍”が現れた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏(78)だ。
故・安倍晋三氏とも近しい関係にあった櫻井氏は公示前の13日、八王子市内で開かれた「萩生田光一候補国政報告会」に出席。「こういう政治の現場に出て、誰それさんの応援は本来しないことに決めているのですが、今回は例外中の例外にして、私は萩生田さんの応援に徹しようと思います」と切り出し、こう語っていたという(一部抜粋)。