花束を買ったアメリカ女性から「誰か必要としている方に渡して」とその場で返され、そして…

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 アメリカの花屋のオーナーがインスタグラムでシェアした心温まるエピソードが感動を呼んでいる。

 カンザスシティーで「KCフラワー」を経営するエミリー・ワージントンさん(写真)が先日、いつものように店で働いていた時のこと。ある女性が花束を購入し、支払いを済ませると、その花束をエミリーさんに返して、こう頼んだという。

「この花束を、誰か本当に必要としている方に渡してもらえませんか」

 隣の店の店員もエミリーさんたちのやり取りを聞いていて、女性が立ち去った後、2人は彼女の見知らぬ人への親切に心を動かされ、顔を見合わせた。

 エミリーさんが「でも、誰に渡せばいいんだろう」と言うと、その店員は「その時がくればきっと分かるよ」と答えたという。

 その日の夜、エミリーさんが店じまいをしていると、ある女性客が来店し、「葬儀のための花束を作ってください」と注文した。そして義理の姉妹が先日、乳がんで亡くなったと打ち明けた。

 その瞬間の気持ちをエミリーさんはこう説明した。

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