埼玉県深谷市・長瀞町で新紙幣の肖像「渋沢栄一」の思想をめぐる

公開日: 更新日:

大正を代表するレンガ造りの建物

 記念館から車で5分ほどの大寄公民館の敷地内には、栄一が初代頭取を務めた第一銀行の保養所にあった2つの建物が東京・世田谷区から移築されている。

 そのひとつ「誠之堂」は、大正5(1916)年に栄一の喜寿を祝して建てられた。英国の農家の雰囲気をまとった建物だが、裏に回ると日本のお寺のような表情も見せる。

 一方の「清風亭」は大正15(1926)年に当時の頭取・佐々木勇之助の古希を記念し建設されたもの。どちらも行員たちの出資で完成したそうで、2人の人望の厚さがうかがえる。

(住)深谷市起会110-1(大寄公民館敷地内)※ナビ検索は、起会84-1
(℡)048・577・4501(同市文化振興課)
見学無料
https://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/kyoiku/bunka/tanto/seisido_seifutei/

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる

  2. 2

    バド渡辺勇大は代表辞退、英の五輪メダリストもアダルトサイトで副収入…世界で共通するアスリートの金銭苦

  3. 3

    フジテレビ系の冬ドラマ「警察もの」2本はありえないお話しすぎてズッコケの連続

  4. 4

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  5. 5

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  1. 6

    入社式の仰天舞台裏 コネと忖度が横行するフジの末期症状

  2. 7

    生島ヒロシ“セパ制覇”でラジオ即降板の衝撃 中居正広“女性トラブル”が引き金となった好感度アナの裏の顔

  3. 8

    TKO木下隆行"元女子アナに性奉仕強制疑惑"で絶体絶命…釈明動画も"ウソつきイメージ"がアダに…

  4. 9

    フジの“私情含み”採用に佐藤里佳アナウンス室部長が異議

  5. 10

    文春訂正で中居正広ファン分裂! 「本人は無罪」vs「悪質性が強まった」で大激論