埼玉県深谷市・長瀞町で新紙幣の肖像「渋沢栄一」の思想をめぐる
大正を代表するレンガ造りの建物
記念館から車で5分ほどの大寄公民館の敷地内には、栄一が初代頭取を務めた第一銀行の保養所にあった2つの建物が東京・世田谷区から移築されている。
そのひとつ「誠之堂」は、大正5(1916)年に栄一の喜寿を祝して建てられた。英国の農家の雰囲気をまとった建物だが、裏に回ると日本のお寺のような表情も見せる。
一方の「清風亭」は大正15(1926)年に当時の頭取・佐々木勇之助の古希を記念し建設されたもの。どちらも行員たちの出資で完成したそうで、2人の人望の厚さがうかがえる。
(住)深谷市起会110-1(大寄公民館敷地内)※ナビ検索は、起会84-1
℡048.577.4501(同市文化振興課)
見学無料
〈https://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/kyoiku/bunka/tanto/seisido_seifutei/1391497386018.html〉
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