山田広報官バブリーな感覚 “ごっつぁん体質”でワイン好き
1984年に郵政省に入省した山田氏は、長く放送行政に関わってきた。“菅案件”の接待は本当に1回だけなのか、他の業者との間に供応はなかったのか。
「山田さんはバブル景気の接待全盛期を知る世代です。98年の大蔵省接待汚職事件で公務員倫理が厳しく問われるようになりましたが、彼女らの世代からすれば、1999年に国家公務員倫理法ができて供応接待が禁止されたのは、つい最近のこと。特に山田さんは若い頃から注目され、マドンナ的存在だったから、おごられ慣れた“ごっつぁん体質”なところはあるかもしれません。酒席の付き合いがいいし、ワインにも詳しかったですね」(総務省OB)
25日発売の「週刊文春」は、山田氏の“華麗なる振る舞い”を総務省元職員の証言として、こう紹介している。
<「飲み会などで、彼女はあえて遅れて登場することがある。自己演出に長けていて、『仕事で遅れまして~』と颯爽と笑顔で入室してくると、男たちは一斉に立ち上がり、やんやの喝采で迎えるのです」>
菅首相は近く、緊急事態宣言の解除について会見を行う予定だが、広報官続投の山田氏が司会を務めるのか。
今後は記者からの厳しい質問も「断らない女」であって欲しい。