中国人強制労働で自ら和解し謝罪した三菱マテリアルの珍しさ
![中国人強制連行を巡り、三菱マテリアルと歴史的な和解に合意し、大勢の報道陣を前に記者会見する被害者団体のメンバー(C)共同通信社](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/296/784/835ca35ded01e2219d90871b4cfc922d20211030142112397_262_262.jpg)
一時はかなり親交のあった元『日経ビジネス』編集長の永野健二の『経営者』(新潮文庫)は後味の悪い臭みの残る本である。
■鎌田慧を批判した永野健二
戦後復興の時代の運輸大臣の永野護が祖父で、新日鉄会長や日本商工会議所会頭をやった永野重雄らが大おじ、そして、三菱マテリア…
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