自立の 川崎孝介代表(1)知育おもちゃのサブスクから障害者の“自立支援”まで

公開日: 更新日:

 小さな子どもの健やかな成長に欠かせない、知育おもちゃ。一方でどんどん数が増えてしまい、家が片付かなくなる厄介者でもある。そこで年齢に応じた知育おもちゃを定期的にレンタルし、不要になったら返送してもらう、知育おもちゃのサブスク「ChaChaCha」を始めたのが、自立の株式会社だ。

 障害がある子どものデイサービスや、障害がある大人の就労支援施設も経営する自立の。代表の川崎孝介氏は、どんな思いから事業を展開してきたのだろうか。その子ども時代から振り返ってみよう。

 川崎氏は1989年、船橋市で長男として生まれた。

「家は中山競馬場近くの住宅街にありました。父はそこを自宅兼事務所にして、ポリエチレン卸を扱う小さな会社を経営していました」

 幼少期の川崎氏は、とにかく自分の欲望に素直な子どもだったと、本人は振り返る。

「スーパーの店頭にリンゴやみかんが並んでいる。欲しいと思ったら、勝手に取って食べていました。請求は、後で親に回っていました」と笑う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱