リハプライム 小池修社長(1)歩行訓練特化型のデイサービスを全国展開

公開日: 更新日:

 リハプライムは、デイサービス「コンパスウォーク」を中核に、さまざまな付帯事業やフランチャイズ事業を展開する介護事業会社だ。

 従来のデイサービス(通所介護)は、家族の負担を軽減することを目的にした預かり型が多かったが、同社は、理学療法士などの専門職による歩行訓練・機能回復に特化しているのが特徴だ。

 小池修(58)は、両親の様子を見たり、話を聞いたりして、高齢者が自立した生活を送りにくくなるきっかけは、足腰が弱って歩けなくなることと、自分でトイレに行けなくなることの2点だと考えた。

「歩けるようになれば自分でトイレにも行けますから、まずは歩けるようにすることを目指すという意味で〈ウォーク〉という名前をつけて、分かりやすいリハビリ施設をつくろうと思ったのです」

 デイサービス名には、利用者が機能を回復して人生を楽しむという目標を持つための羅針盤(コンパス)になろうという意味も込められている。

 美容室、生はちみつ食パン専門店、移動スーパーなど付帯する施設もユニークだ。マージャンやおしゃべりなどを楽しめる閉じこもり予防のための交流型デイサービスもある。こうやって、施設によって独自性を出しているのも同社の持ち味になっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇