裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ

公開日: 更新日:

 関係議員は仮に政倫審に出席しても、安倍派(清和政策研究会)幹部らのように「知らなかった」「秘書に任せていた」と繰り返すか、あるいは「検察に立件されなかった」「党の処分を受けた」などと責任逃れの発言で逃げ切れると考えているのかもしれない。

 ただ、安倍派幹部らの政倫審の時と状況が異なる点がある。カギを握るかもしれない「資料」があることだ。

「裏金事件を受けて訂正された政治資金収支報告書でしょう。収支報告書にはもともと不透明な部分が多いとはいえ、訂正された部分をひとつずつ見ていけば不自然な点はいくらでも見つかるのではないか。議員によっては、なぜか3回も4回も訂正している収支報告書もあるほか、支出先が怪しいのもありますし。結局はつじつま合わせなので、ツッコミどころ満載だと思います」(野党議員秘書)

 メディアがどう厳しく取り上げて報じるのかも焦点だ。議員たちがノラリクラリはぐらかしたら、ドジャース大谷翔平(29)を追いかけ回すくらいの熱意で徹底追及するべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ