裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ

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 関係議員は仮に政倫審に出席しても、安倍派(清和政策研究会)幹部らのように「知らなかった」「秘書に任せていた」と繰り返すか、あるいは「検察に立件されなかった」「党の処分を受けた」などと責任逃れの発言で逃げ切れると考えているのかもしれない。

 ただ、安倍派幹部らの政倫審の時と状況が異なる点がある。カギを握るかもしれない「資料」があることだ。

「裏金事件を受けて訂正された政治資金収支報告書でしょう。収支報告書にはもともと不透明な部分が多いとはいえ、訂正された部分をひとつずつ見ていけば不自然な点はいくらでも見つかるのではないか。議員によっては、なぜか3回も4回も訂正している収支報告書もあるほか、支出先が怪しいのもありますし。結局はつじつま合わせなので、ツッコミどころ満載だと思います」(野党議員秘書)

 メディアがどう厳しく取り上げて報じるのかも焦点だ。議員たちがノラリクラリはぐらかしたら、ドジャース大谷翔平(29)を追いかけ回すくらいの熱意で徹底追及するべきだ。

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