世襲批判も裏金事件もどこ吹く風…自民・二階俊博氏「三男」に出馬要請した和歌山県町村会に賛否
世襲批判も裏金事件も関係ねぇ!――そんな会話が地元から聞こえてきそうだ。
「政界50億円プレーヤー」と揶揄される自民党の二階俊博元幹事長(85)が不出馬を表明した次期衆院選の新・和歌山2区の候補者について、和歌山県町村会が23日、二階氏の公設秘書を務める三男の伸康氏(46)に出馬要請することを決めた。
「彼は和歌山県のことでお願いをすると和歌山県のために動いてくれる」
和歌山県町村会長を務める岡本章・九度山町長(70)は会見で出馬要請の理由についてこう切り出し、「世襲が気になると思うが、そういう話ではない。出馬要請した理由は世襲批判を和らげる方法の一つだと思った」と語っていたが、報道直後からネット上では賛否の声が飛び交った。
《世襲により国会議員にしても日本の為にならない事を私達は理解しないといけません。目先の利益よりもより先の自分達の未来の為》
《二階さんは裏金事件で派閥の会計責任者が立件されたのに責任も取らず、その息子に出馬要請って。和歌山の民度が分かるな》