SNSで話題「コンクリートの建物は造れなくなる」が現実に? コスト大幅増で相見積もりにNO
東京の新築マンションの分譲戸数は、15年に4万戸程度だったのが、23年は2万戸程度と半減。建設費高騰に見合った価格でも販売できるのは、都心部に限られてきている。
「都市部の再開発案件はそろそろ頭打ちですが、老朽化した建物や公共施設の建て替えが増えている状況で、新たに建物を造るのが容易でない状況は続くとみられています」(長谷川高氏)
将来、コンクリート建築が造られなくなる、というのはあながち間違いではないという。もしそうなった場合、古いものを直しながら利用していくしかないのか。