誰かを社会的に“抹殺”できる…刑事法の原則に反している

共謀罪法案は、計画+準備段階で処罰できる犯罪を大幅に増やす法案です。これは「既遂行為」を処罰するという刑事法の原則に反するものです。
例えば刑法では、既遂の段階で処罰する犯罪が200もありますが、計画とほぼ同じ意味であろう「陰謀」段階で処罰する法律は4つしかありません。…
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