大幸薬品・柴田高社長<4>「正露丸」頼みにならない強み

ラッパのマークで知られる「大幸薬品」の柴田高社長は2004年、副社長に就任した。48歳のときだ。もともと柴田は、大幸薬品の創業者一族である。
大幸薬品が成長するのに伴い、同族企業の限界を感じはじめた柴田は、上場することを決意した。
「同族企業の場合、後継者が限られ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,296文字/全文1,437文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(3)スティックノリの応用で化粧品が大ヒットも…“コロナ前”に消費行動が戻らず
-
新NISAで買っていい?企業診断 パチスロ・パチンコ業界向け不動産事業で稼ぐJALCO HDは2025年を「第2の創業」と捉え積極経営
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(2)創業100周年、次の100年を作るための世代交代 義父の提案で異業種から転職
-
目からウロコ 大人の寺子屋 セラピストに聞いた がん患者を家で看取る知識「賢い看病とは、家族で役割分担をしっかり決めること」
-
備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】