議論は棚上げ…号令一下、拙速に作成された横並び教科書
道徳の教科化を巡り、文科省が目指してきたのは、登場人物の気持ちを追うだけの「読み物道徳」ではなく、「考え、議論する道徳」の土台となる教科書作りだったはずだ。その狙いは、少なくとも現状においては、ほとんど実現していない。
連載2回目で取り上げた「かぼちゃのつる」もそうだが…
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