アメリカとイギリスは首脳会談を行い日本の一撃を待った
実は天皇は近衛からルーズベルトとの首脳会談について報告を受けた時に、賛意を示している。南部仏印進駐とそれに対する報復に天皇は困惑していた。石油が入ってこないという状況によって、海軍をして対米戦に傾くのを懸念していたのである。実際、軍令部総長の永野修身は天皇の前に進み出て、石油が…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り917文字/全文1,057文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】