突入したのは訓練もろくに受けない学徒と少年飛行兵だった
木更津での飛行部隊での指揮官を集めた会議で、特攻作戦に異を唱えた芙蓉部隊の指揮官・美濃部正は、軍法会議にかけられることはなかった。むしろ1航艦の司令長官の大西瀧治郎から、一晩語り明かそうと彼の部屋に呼ばれた。大西はまだ30代に入って間もない美濃部に心中を明かした。2人は酒が飲め…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り879文字/全文1,019文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】