決戦と持久、航空優先と地上優先の対立を大本営は見逃した

硫黄島の守備隊が壊滅状態になってすぐに、アメリカ軍は沖縄への上陸作戦に入った。まさに休む間もなくという感じである。比島沖海戦以後の日本軍は、実際にはもう戦う戦力はなかった。いわばアメリカ軍のなすがままの状態になった。アメリカ軍が3月26日に慶良間列島に上陸を開始して沖縄戦は始ま…
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