中国との戦争に反対した「石原莞爾と戦争拡大派」のその後
日中戦争の不拡大を唱えたのは、参謀本部作戦部長の石原莞爾が中心だったのだが、彼の反対論は確かに一理あった。蒋介石政府はその中心に有能な官僚や実務家を集めて、政治的方向性を明確にしていた。経済的基盤が固まり、国内世論で国民党への支持を高めていた。加えて日本軍の軍事的威圧からの満州…
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