石原莞爾が分析した第1次世界大戦での仏・独の失敗

第1次世界大戦について、日本の軍人の中で、ドイツ軍の戦略論、あるいは戦争の歴史の中に踏み込んで論じた者はほとんどいない。しかし石原莞爾だけは自らの著(「戦争史大観」や「世界最終戦論」)の中で次のように書いているのだ。
「(持久戦争になった)その第一原因は兵器の進歩である。…
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