憲法改正問題を考える「改憲論議」では自民案だけが叩き台になる
憲法改正問題を真面目に考えよう(2)

「改憲論議」と言うと、野党などは、「衆議院解散権の制限」「地方自治の強化」など、独自の主張をし始めるのが常である。しかし、それは野党特有のむなしい論点そらしで、時間の無駄以外の何ものでもない。
現行憲法の制定以来75年間も改憲論議を重ねてきて、既に2012年に全文の改正草…
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