書生・東の手記「年老いたこの『吉田』が、それほど軍部にとって強敵なんだろうか」

昭和20年4月15日の吉田茂逮捕劇は、書生の東の手記に詳しく書かれている。戦後になって憲兵の側もその経緯を書き残しているが、大体の記録に目を通した感想を言うなら、兵務局防諜課の東の記録が微細にわたっている点で貴重である。
この日の早朝、大磯の吉田別邸に4人の憲兵が訪ねて…
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