東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態
予想を超える異常事態だった。今後の政局を占う衆院3補欠選挙が16日、告示。28日の投開票に向け、選挙戦がスタートした。9人が立候補し、カオスな状況になっているのが東京15区だ。乱立する候補者の中で注目されているのは、無所属新人の作家・乙武洋匡氏。何かと目立つ小池都知事のバックアップを得て、優位な展開が予想されたが、のっけから“大炎上”だ。
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乙武氏は16日午前、選挙区である江東区内のJR亀戸駅前で第一声。開始前、小池知事が率いる「ファーストの会」の関係者が会場整理を行う中、突如、現れたのが「つばさの党」新人の根本良輔陣営だった。
選挙カーを乙武氏の車にピタリと寄せ、街頭演説の準備を開始。乙武氏の応援に入った国民民主党の玉木代表が車上でスピーチを始めるや、まるで妨害するかのように大音量で演説をブチ始めたのだ。
その内容は凄まじかった。「玉木! この状況で国民民主党はいらないんだよ!」と一喝。乙武氏が演説し始めると、過去の女性スキャンダルを引き合いに「“5股不倫”の説明が先だ」「あなたのアソコの一本が“一本大満足”だったんじゃないですか!?」などとヤジったのだった。
■「おい小池!」と絶叫
開始から30分ほどで小池知事が登場すると、根本陣営はさらにヒートアップ。
「学歴詐称疑惑についてちゃんと答えろよ!」などと批判を展開。乙武陣営の巨大な選挙カーを指さし「おい小池! こんないい選挙カーに乗って庶民の気持ちなんか分かるのかよ!」とも非難していた。根本氏本人や陣営関係者は、乙武氏の選挙カーの対面に位置する電話ボックスによじ登り、マイク片手にディスり続けたのだ。