役者気取りのお騒がせ トランプの大ボラなど相手にしなけりゃいいのだ
米国第一ではなく、中ロ優遇策という疑念

就任からひと月も経たないが、トランプ流が見えてきた。矢継ぎ早に派手な言動をぶちかまし、大向こう受けを狙ったハッタリも多い。億を超えるフォロワーにSNSで自ら発信し、メディアをひっかき回すトランプ流をマトモに相手にするバカバカしさ。
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「ロシアとウクライナが引き起こす大勢の死を止めたいとの考えで一致した」
トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談したことをSNSに投稿。今月24日で丸3年となるロシアのウクライナ侵攻の終結に向け、米ロで交渉を始めることで合意したと明らかにした。大統領選中から、「私ならば24時間で停戦させる」と豪語してきただけに、プーチンとの合意をいち早くアピールしたかったのだろうが、危惧されていた通り、ウクライナの頭越しで交渉が進む可能性がある。
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