「先送り」という狡猾 高額療養費の改悪を葬り去るには参院選での鉄槌が必要
選挙目当てで「年金改革関連法案」も先送りか

迷走石破政権は選挙のために命のセーフティーネットを守ったふり。秋にはシレッと患者いじめを始めるだろう。政治とカネの腐敗も同じこと。ねじれの解消で姑息な政権の放逐を。
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「わが自由民主党は、国民一人一人に最も近い政党でありたい。もう一度、その原点に立ち返りたい」
9日、都内のホテルで開かれた自民党大会で壇上に立った石破首相はこう言い、「高額療養費制度の問題もそうであります」と口にした。
石破は「もう一度、丁寧に、弱い人、苦しい人、つらい人の声を聞いて、国民に最も近い自民党。それが信頼を回復する唯一の手だてだと思います」とか演説していたが、まったく、よく言う。
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