「YOSHIKI」の次は「カダフィの娘」かたり…ロマンス詐欺で逮捕された女は“マネロン要員”

公開日: 更新日:

 調べに対し、林容疑者はいずれの容疑も「X JAPANYOSHIKIさんから『仕事を手伝ってほしい』というメッセージを受け取り、指示されて振替の仕事をしていただけです。口座を管理する役目を担っていた」と否認している。

 実際、林容疑者は主犯ではない。23口座を管理し、昨年11月~今年3月にかけ、男女8人から800万円以上の振り込みがあり、それぞれ数千円から数万円の報酬を受け取っていた。

「カダフィの娘やYOSHIKIをかたって被害者にメッセージを送っていたのは黒幕で、林はメッセージの内容までは知らされておらず、マネロンをしていただけとみています。YOSHIKIをかたった一件で入金先の林の口座を調べたところ複数の名義人から振り込みがあった。振り込んだ本人に確認したら、『カダフィの娘を名乗る人物にだまされた』ということだった。それでYOSHIKIをかたる詐欺も国際ロマンス詐欺も、同じ連中が背後で糸を引いていることが分かった。ヤツらは相手によって、両者を使い分けていたようです」(捜査事情通)

 林容疑者もまたYOSHIKIファンのひとりで、昨年、SNSで知り合った人物をYOSHIKIと信じ込んでいた。(YOSHIKIの)ファンじゃなかったら、やっていない」と供述していることから、林容疑者自身も完全にYOSHIKIの成り済ましに丸め込まれていたのだろう。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係