「おはらい」口実に日本人ら約30人から1億2000万円奪う…中国人窃盗団の手口と役割分担

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 今月3日、大阪府警に逮捕された30代から60代の中国籍の男女4人は、短期滞在で日本に入国。国内を転々としながら国内に住む同胞らに「おはらいをしなければ家族が死ぬ」「家族を助けたければ現金のおはらいが必要」などと脅し、中国人、台湾人、中国語が分かる日本人ら約30人から、1億2000万円相当の金品を奪っていた。

 その手口はこうだ。

 声掛け役の女が、商店街にいる通行人の女性に「中国語分かりますか?」と話しかけ、「薬局を知りませんか?」「家族の調子が悪くて困っています」と訴えかける。そこへ登場した仲間の女が「私は〇〇先生を知ってます」「〇〇先生には霊的な力があるので大丈夫」と言って案内役を買って出る。通行人が「良かったですね」と言ってその場から立ち去ろうとすると、案内役は「私たちを放って行ってしまうの」「この人は困っているみたいだから一緒に行ってあげましょうよ」と強引に誘い、〇〇先生の親戚という霊媒師役が待つ神社に誘導していた。

 声掛け役と案内役は身の上話をしながら通行人の家族構成を聞き出し、その情報をSNSで霊媒師役に送信。通行人の前に現れた霊媒師役の女はあたかも通行人の個人情報を知っていたかのように言い当て、「おはらいをしなければあなたのお子さんは死にます」「あなたの財産を清めないと、不幸が訪れる。悪霊を取り除いてあげましょう」と畳みかけ、自宅に金品を取りに行かせていた。

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