10代女性盗撮で逮捕の富山県職員は「ANAあきんど」の“助っ人社員”…自治体に対する愚劣な背信行為
またしても「ANAあきんど」の出向社員による「背信行為」だ。
富山市内の大型商業施設で10代女性のスカート内を盗撮したとして、富山県観光振興室主幹の宇佐美貴史容疑者(55)が8日、県迷惑防止条例違反の疑いで県警西署に現行犯逮捕された。宇佐美容疑者は「ANAホールディングス」の子会社「ANAあきんど」の社員で、今年4月から県に出向していた。
6月8日午後4時35分ごろ、宇佐美容疑者は商業施設の1階フロアにいた10代女性の後をつけ、背後からスカートの下にビジネスバッグの端をそっと差し入れ、パンティーを動画盗撮した。施設内を巡回していた警備会社の保安員が不審な動きをしている男を発見。声をかけたところ、逃げようとしたため、その場で取り押さえ、駆け付けた署員に身柄を引き渡した。
「ナイロン製の黒色のビジネスバッグの開口部のチャックのちょっと下あたりに、親指ほどの穴が開けてあり、そこからビデオカメラに取り付けた小型レンズの先端が出ていた。商業施設は客でごった返していたわけではなく、あまりにも女性に近づいていたため、おかしいと思ったのでしょう。カバンに穴まで開けていたことから、余罪があるとみて捜査を進めています」(捜査事情通)