楽天が交渉権獲得 松井裕樹に気がかりな“星野スパルタ采配”

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 佐藤コーチは日ハムコーチ時代はダルビッシュを育て、楽天では田中の成長に一役買った名伯楽。これならば松井の育成も問題ないと思いきや、気がかりなのが星野監督の采配だ。

 昨季7勝した高卒2年目の釜田は今季の初登板で8失点の大炎上。それでも星野監督が荒療治とばかりに先発させ続けるとスランプに陥り、二軍落ち。5月に右ヒジを疲労骨折した。昨秋のドラ1高卒左腕の森もシーズン中のタイミングを見誤り、結局、二軍で最後まで油を売ることになった。

 星野監督は松井について、「注目されるだろうし、力みもあると思うから無理はさせたくない」と話したものの、「まずは松井にプロってものを教えないと。田中がいれば一番いいが……いるかわからないけど」と、初めてエースがチームを去ることに言及。今季24勝無敗の田中がポスティングでメジャー移籍すれば、先発の台所事情は一気に苦しくなる。CSで田中にリリーフをさせたように、松井もどんなむちゃな起用をされるかわかったものではない。

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