楽天・田中のメジャー入りで松原事務局長を直撃「選手会がなぜ足を引っ張る?」

公開日: 更新日:

 楽天田中将大(25)のメジャー移籍が揺れている。6日に発覚した、日本プロ野球選手会によるポスティング制度の再考申し入れ。選手会がNPB(日本野球機構)に「納得できない」という旨の文書を提出したことで、日米間で合意寸前だった新制度の締結は延期となった。田中が今オフ、海を渡るには入札制度が必要なだけに、選手会には「田中のメジャー行きを邪魔する気か!」と非難の声が殺到。そこで選手会の松原事務局長を直撃した。

――なぜ、合意寸前に反対文書を出したのですか。

あの文書は各球団やNPBに提出したものではなく、NPBの伊藤法規部長宛てに書いたものです。我々選手会は、新制度についてまだ各球団、NPBと事務折衝はしていません。MLB(大リーグ機構)側から<合意するかどうかの締め切りは10月30日だ>と一方的に言われていたらしいことは聞いていましたが、選手会には正式に通達されていたわけではありません。だから、どういう経緯で(日米が)合意に至ったかは話し合わなければいけない」

<新入札制度を合意寸前にぶち壊した真意>

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…