日本シリーズの快投に熱視線 マー君の“青天井”評価にメジャーが悲鳴
<CSまでは見向きもしなかった球団も>
27日、巨人打線を相手に12奪三振で完投勝ちした日本シリーズ第2戦の田中将大(24)の快投は、海の向こう、ワールドシリーズが行われている米国でも評判になっているという。
「昨季からの連勝記録が30に伸びたことはもちろん、絶体絶命のピンチで内角ギリギリに投げ込んだ152キロの剛速球までメジャーの各球団は把握しています。ペナントレースやCSまではタナカに見向きもしなかったのに、日本シリーズにスカウトを派遣した球団もある。メジャー球団には連日、日本にいるスカウトから細かいリポートが送られてきています」(在米ジャーナリスト)
<「入札金を抑えられないか」>
メジャー球団の田中に対する評価は、日を追うごとに右肩上がりの急カーブを描いている。田中獲得がオフの最優先事項のカブスは、すでにダルの約52億円を上回る入札金を準備したと複数の米メディアが報じた。ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、レンジャーズなどを含めた壮大なマネーゲームに発展しそうな現状に、米球界がついに悲鳴を上げた。