巨人「井端獲り」決意の裏にある「坂本」と「松井」の存在

公開日: 更新日:

 宮本と井端は内野手の神様的存在。球宴になると、この2人の元には入れ代わり立ち代わり他球団の選手が訪れ、技術を吸収しようとする。宮本ではなく、今度は井端に守備を伝授して欲しいという原監督の願いがある。アラフォーの年齢から、将来のコーチ含みでもあるとみられる。

 来春のキャンプで臨時コーチに就任予定で、次期監督最有力候補の松井秀喜(39)の存在だ。松井政権誕生の暁には、コーチ陣も若くてフレッシュな陣容にするという球団の構想があるという。井端は松井の1歳年下。谷と小笠原の退団で現役最年長となった高橋由とは同い年だ。同世代の守備の職人がコーチにいれば、松井だって心強い。

 坂本の守備コーチ役、将来的には松井政権時の右腕役まで期待されるなら、年俸2億5000万円から88%減の3000万円を提示され、中日を追われるように退団した井端にとって、悪くない条件だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末