楽天マギーの去就報道 なぜスポーツ紙は真っ二つ?
楽天の助っ人・マギー(31)の去就問題を巡りメディアの情報が真っ二つに割れている。
先週末、某スポーツ紙が、「残留の方向」と報じれば、別のスポーツ紙は同じ日に「交渉難航」と伝えた。
普通に考えれば、どちらかが間違っていることになる。ところが、今回のマギーに限って言えば、そうならない。「現時点で」という注釈を付け加えれば、実はどちらも正しいと解釈できるからだ。
外国人選手に詳しいあるチーム関係者が言う。
「マギーとは複数年契約で合意寸前なのは確か。しかし、出来高などの細部の条件で駆け引きが続いているのです。この背景にはマー君のメジャー移籍が絡んでいる。マギーの代理人はマー君の動き次第で契約条件が一層よくなると踏んでいるのです」
田中がポスティングでメジャー移籍すれば、楽天には多額の入札金が入る。そうなれば、来季のチーム補強費も増額され、結果的にマギーの年俸も上積みされる可能性が高くなる。今季、打率.292、28本塁打、93打点でジョーンズと共に日本一に貢献したマギー。