ヤンキースとドジャースのマー君争奪戦に割り入る大穴古豪

公開日: 更新日:

<10球団以上が狙っているが>

 合意寸前だった新入札制度をMLB(大リーグ機構)に白紙に戻されたものの、楽天田中将大(25)には今もメジャー10球団以上が熱視線を送っている。入札制度の修正を決めたオーナー会議でも、入札金の高騰抑制を望むパイレーツなどに対し、ヤンキースのレビン球団社長が「キューバ選手と契約する際には、そんな論争は起こらなかったじゃないか」と声を荒らげる場面があったという。是が非でも田中が欲しいそのヤンキースは、カネがかかる旧制度のままでもいいという構え。西の金満球団ドジャースも田中争奪戦に参戦することを決めており、日本の球界関係者の間では「どのような制度になるかは不透明だが、新ポスティングシステムが決まれば、ヤンキースとドジャースの一騎打ちになる」ともっぱらだ。

 一方、米フロリダ州オーランドで行われていたGM会議に出席する関係者の中には、「予想通りに決まるとは限らない。ヤンキース、ドジャース以上に熱心な球団もあるからね」という声もあった。その“大穴候補”がナ・リーグ中地区の古豪カブスというのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭