さいたまSアリーナは異例…全日本“大箱”開催でスケート連盟荒稼ぎ
■すでにチケットは完売
連盟に話を聞くと「いろいろと検討した結果、来年3月の世界選手権会場として、予行開催的な意味合いもある。多くのお客さまに見ていただきたいという考えもある」とのことだった。
「要するに浅田や安藤で最後のひと稼ぎをしたいのでしょう。24日の『メダリストオンアイス』を含めてチケットは完売状態と聞いているし、今回だけで数億円がスケート連盟に入る計算だ。もっとも、スケート連盟は相当なカネをため込んでいる一方、浅田の後継者育成は必ずしもうまくいっていない。ため込んだカネを、もっと選手の育成、強化に回すべきなんですが……」(フィギュア関係者)
ちなみに、スケート連盟が公表している「財産目録」によると、平成18年度で約4.6億円だった正味財産は、平成24年度には4倍の約18.7億円にまで膨らんでいる。ため込んでいるだけでは宝の持ち腐れだ。