今季ダメならテレビ入り? 日ハム斎藤「復活」と「再就職」
日本ハム・斎藤佑樹(25)が「復活」を宣言した。
13日、早大で同期だった大石(西武)、福井(広島)らと横浜市内のグラウンドで自主トレを公開。年始からブルペン入りするなど、順調な調整を続けているとあって、この日はいつも以上に強気な発言を連発。「去年、悔しいシーズンを送って年末年始はどこに行っても<今年は頼むぞ>と耳にタコができるぐらい言われた。決意は今まで以上。(周囲を)見返すつもり」と今季にかける思いを語った。
早実時代に甲子園を沸かせた「ハンカチ王子」も、プロ4年目を迎える。甲子園で投げ合った田中将大(25)は今季からメジャー移籍する。奮起するのも当然だろうが、ある関係者は「彼はすでに腹を固めている」と言う。
斎藤は12年末に右肩を痛めた際、球団側からすすめられた手術を回避。肩に負担がかからない投球フォームを模索しながら復帰を目指してきた。
「だから、故障が癒えない時は、責任を取って退団するつもりでいた。幸い肩は回復したようですが、この先も一軍でバリバリ活躍できなければ、ダラダラとプロを続けるつもりはない。スパッとユニホームを脱いで、興味のあるテレビ局などに再就職するつもりでいるという話があります」(前出の関係者)
この日の自主トレにはテレビ、ラジオ、新聞を含め、50人以上の報道陣が集結。改めて人気の高さを見せつけた日ハムの18番。
このまま野球でメシが食えるか、今年は正念場だ。