九重親方を“実弾”で落選させた北の湖理事長「側近」の狙い

公開日: 更新日:

 今回の当選者は3月24日の評議員会の専任議決を経て、正式に理事に就任。同日の理事会で新理事長を互選する。

 A氏が「X氏は北の湖理事長を続投させようとするでしょうね。初場所中に入院するなど体調に不安がある北の湖理事長の代行として相撲協会を牛耳ろうとしている」と話していた通りの展開になっているわけだ。

 自分のもくろみ通りにナンバー2を追い落とせるくらいだから、X氏の協会内における力はハンパじゃない。X氏の青写真通り、このまま北の湖理事長続投なら、体調がすぐれない分、X氏のやりたい放題はむしろ増長する。結果として協会のデタラメ体質に拍車がかかることになる。公益財団法人に移行したばかりの団体で、一個人の私利私欲がまかり通るなんて言語道断だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭