DeNAが失態 審判の手配忘れて韓国球団“大激怒”の顛末

公開日: 更新日:

「一体、どうなってるんだ!」
 韓国SKの関係者の怒号が響き渡ったのは、去る18日。宜野湾で行われたDeNA二軍との練習試合でのことだった。

 試合が始まろうというのに、待てど暮らせど審判が球場にやって来ない。この試合の場合、ファーム所属の審判か韓国球界の審判、どちらかがジャッジをするのだが、DeNAの手違いでどちらの審判にもオファーを出していなかったという。

 結局、審判の手配は試合開始には間に合わず、急きょマネジャーや査定担当が駆り出され、ジャッジするハメになった。

「こんなの、野球人生で初めてのことだ」と、SKの関係者が怒り心頭でこう言った。
「素人が審判をやるなんて、草野球じゃないんだ。当然、ジャッジはめちゃくちゃだった。初回、無死満塁のチャンスでウチの4番打者が完全なボール球をストライクと判定されて、怒っていたよ。こっちの調子がおかしくなるのはもちろんのこと、DeNAの投手だって人生がかかっている。ヘンな判定で感覚が狂ったら、どうやって責任を取るんだ。今後、二軍との練習試合については、こっちも考えないといけないね」

 いくら練習試合といえど、SKからすれば招待されてわざわざ遠征している。DeNAのチーム関係者も「こんなことをやっていたら、ウチと練習試合を組んでもらえなくなる」とア然ボー然。試合は、中畑監督が視察する中、DeNAが0―5で敗れた。当然の結末だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…