次はあるのか? 二軍落ち日ハム・斎藤佑を待つ“クビ宣告”

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■シビアなチーム体質

 プライドは人一倍高い。早実3年夏に甲子園で全国制覇。決勝で田中将大(現ヤンキース)に投げ勝った栄光にひたっていて、「いまだに自分を日本一のピッチャーだと思い込んでいるフシがある」(放送関係者)という。

 現時点での実力や置かれた立場を本気で理解しようとしない限り、上がり目はないというのがチーム内の一致した見方でもある。

 前夜の二回途中KOを受け、この日(11日)、二軍落ちが正式決定。練習前に栗山監督と話し合った本人は「しっかり調整するつもりです。反省して次に向けて練習するしかありません」と話したものの、すでにプロ4年目。はたして「次」はあるのかどうか。

 日ハムは本人や周囲が考える以上にシビアな球団だ。同じポジションに若手有望株がいれば、活性化を狙って主力でも容赦なく放出する。引き取り手がなければ解雇の決断も早い。実力も話題性もある大谷がいるいま、斎藤も決して例外ではない。

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