首位キープ 広島の主砲エルドレッドが明かす好調の秘密
広島が好調だ。3連勝したヤクルト戦に続き、25日も巨人に7-3で快勝。リーグ首位を走っている。
コイが空を泳ぐ「こどもの日」を境に後退するのがこれまでのパターンだったが、今年は大丈夫か。
広島3年目、リーグトップの打率.388でチームを牽引する主砲・エルドレッド(33)は、「間違いなく今年は昨シーズンより強い」とこう言った。
「まず昨年と比べ大きく違うのは、若手を含めチーム、選手全員が自信を持ってプレーしているということだ。昨年、チームがプレーオフ(クライマックスシリーズ)に進んだことで『俺たちもやれる』という強い意識を持った。これは選手、チームにとって大きいよ。ウチの選手の練習量は豊富なんだけど、昨年まではその先のゴールがはっきりしていなかった。でも、昨年上位(リーグ3位)に入ったことで、今年はリーグチャンピオンという明確な目標がある。その気持ちをチーム全体が持っている。それを感じるからこそ、今年は強いと思うんだよ」
首脳陣の「故障」に対する考え方、チームの雰囲気が変わったことも大きい。