台湾撃破 カットマン石垣優香「ポーカーフェース」の秘密
村上采配ズバリだ。
1次リーグB組の日本女子は30日、全勝対決で台湾を3-0で下し4連勝。同組1位でベスト8進出を決めた。
今大会は福原愛(25)が左足小指骨折で欠場。石垣優香(24)を強く推したのは所属チーム(日本生命)の監督でもある女子日本代表の村上監督だったという。
石垣は少数派のカット主戦型。1次リーグで当たる米国、ハンガリー、台湾選手には石垣のカットが有効と判断。しかも石垣はポーカーフェースで福原のように動揺が顔に出ない。どんな相手、状況でも気持ちで負けることはない。米国戦からの3試合はいずれもトップバッターに起用され完勝。流れを日本に引き寄せ、エース石川佳純(21)にバトンを渡す重要な仕事をこなした。
「(今日は1次リーグで)一番大事な試合だと思っていた。相手の映像をみて攻め方を研究できた」(石垣)
名古屋の日比野中時代に全国中学大会女子シングルス優勝。宮城の秀光中等教育学校から淑徳大へ進み、村上監督率いる日本生命に入社した。