左手親指はグリップセンター
そうすると左手がしっかりするので、左腕とクラブが一体となって左肩からクラブヘッドまでが一本の感じになるというのだ。
「左手の親指の腹をシャフトのセンターに乗せてグリップしたら、右手でシャフトを持って、両手でクラブを左右から絞るようにしてみるとよい。そうすると左の親指の腹でシャフトを真上から押さえておいても、親指の付け根を内側に絞り込むようにしてグリップできる」
平塚哲二プロの師匠であり、シニアツアーで5勝を挙げている太田了介プロにこう教わったことがある。
こうすると左の親指と人さし指によってできるV字の付け根は右耳と右肩の間を指し、アドレスしたときに左手のナックルが2つ半ぐらい見えるので、これに右手を平行に合わせたのが正しいストロンググリップだと教わった。
(日本ゴルフジャーナリスト協会顧問・菅野徳雄)